
とんとんみそ
塩分控えめで、大豆と米麹のまろやかな甘さとうま味が沁みわたる「とんとんみそ」。
美浜町の契約農家から仕入れた大豆(里のほほえみ)、敦賀市で育ったコシヒカリの米麹を使った味噌作りを20年以上続けています。
素材の味わいを引き出すため、味噌の製法にもこだわりっています。
味噌に使う大豆や米は圧力鍋で炊くのが一般的ですが、とんとん工房では蒸すことで素材のうま味を全部生かし、添加物を使わない味噌作りをしています。
蒸し上げた敦賀産コシヒカリで米麹を作り、蒸した大豆、水、塩を入れて攪拌。大樽に仕込んで冷蔵庫で7ヶ月〜1年かけて熟成すると、素材の風味が凝縮した「とんとんみそ」ができあがります。

にしんずし
「にしんずし」は、身欠きニシンを米こうじなどと一緒に漬け込んでなれずしにしたもので、敦賀では正月や祭りの日の料理として親しまれています。
北前船で北海道から運ばれたニシンを使って作られたのが始まりで、とんとん工房では、地元産のコメや美浜町産の豆を使って作っています。
このほか、自家製の糀を使用した「大根ずし(大根の糀漬)」や「なすのからし漬」、「さいみそ」も作っています。
